鹿、猪、豚、バイソン、馬を使ったキャットフードの特徴とは?

キャットフードによく使われているお肉といえば、鶏肉(チキン)やお魚ではないでしょうか?猫ちゃんといえばお魚というイメージがあるのは日本だけで、海外ではチキンやビーフなどのお肉がメインのキャットフードが多いです。

そんなお肉の中でも、鹿や猪、豚、バイソン、馬などを使ったキャットフードを見たことがありますか?豚肉や馬肉は私たちでもお馴染みのお肉ですが、その他のお肉は見たことも食べたこともないかもしれませんね。

今回は、鹿や猪、豚、バイソン、馬などのお肉を使ったキャットフードの特徴をご紹介していきます。

最もなじみのある豚と猪の特徴とは?

豚肉

豚肉は私たちにもなじみのあるお肉であり、猫ちゃんに必要な動物性タンパク質もたっぷり摂れ、ビタミンB群が豊富なことがよく知られています。
必須アミノ酸もバランスよく含んでいて、血中のコレステロールのコントロールを行っている不飽和脂肪酸も豊富です。

このように栄養価の高い豚肉ですが、キャットフードのメインのお肉として使われることがあまりありません。
それは豚肉が生の状態で食べると食中毒の原因となる菌を持っていることや、感染症にかかりやすいというイメージがあるからかもしれません。

しかし実際キャットフードに使用されている豚肉は、当然のことながら加熱処理されているので、このような心配はありません。

猪は野生の豚で豚肉と変わりないと思われていることも多いと思いますが、実際には豚肉よりも低カロリーです。
ですが、ビタミンB群は豚肉と同じくらい豊富に含まれています。

バイソンの特徴

バイソンとは野生牛の総称で、一時期は乱獲や自然開発の影響により急激に数が減り、絶滅の危機に曝されましたが、現在では数も増えてキャットフードの原材料としても使われています。

バイソンは牛肉に比べて脂肪が70%少なく低カロリーなお肉です。
また鶏肉や豚肉よりも低コレステロールともいわれています。
必須アミノ酸も多く、牛肉や鶏肉と比べても脂肪コレステロールが低いために、健康的な動物性タンパク質源となります。

日本ではあまりなじみのないお肉ですが、アメリカではヘルシーなお肉としてよく利用されています。
低アレルゲンのためアレルギー対策として摂り入れてもいいでしょう。

馬肉の特徴

馬肉は私たちも生で食べることがありますが、キャットフードに使われる馬肉は、副産物などではなく人間も食べられる部位のお肉が、プレミアムキャットフードなどに使われています。

その他のお肉と同様に良質な動物性タンパク質が摂れる上、鶏肉よりもさらに低脂肪・低カロリーであるといわれています。
必須アミノ酸やビタミン・ミネラルも豊富に含んでいるため、猫ちゃんの健康維持や肥満にも効果を発揮します。

その他のお肉と同様に、低アレルゲンのためアレルギー対策の療法食としても利用できます。

鹿肉(ベニソン)の特徴

鹿肉もその他のお肉と同じように、高タンパク・低カロリー・低脂肪のお肉です。
良質なタンパク質は牛肉や豚肉と比べて2倍もあり、カロリーも牛肉や豚肉と比べても1/3ほどです。

鹿肉で最も注目されるのは脂肪分が少ないことであり、馬肉の1/8、牛肉や豚肉の1/80ともいわれています。
鹿肉以外ではささみも低脂肪なことがよく知られていますが、この数値を見ると鹿肉の脂肪分もかなり少ないことがわかります。

その他、豊富なビタミンB群は猫ちゃんの皮膚の健康や艶やかな毛並みを保つ役割があります。
ミネラル分も豊富で、鉄分は牛肉の3倍も含まれています。

猫ちゃんは体内で作ることのできない必須脂肪酸がありますので、キャットフードから摂り入れる必要があります。
その点でも鹿肉は優れていて、青魚などに多く含まれる多価不飽和脂肪酸の割合が多く、アレルギー症状の緩和や脳機能を促す効果が期待できます。

まとめ

市販でよく見かけるキャットフードに使われているお肉の種類には、主にチキンや牛肉が使われていることが多いでしょう。
今回ご紹介した、豚肉や猪、バイソン、馬、鹿肉などは大変貴重なためキャットフードも高価なものが多いです。

しかし、日常的に与えていないお肉を使ったキャットフードは、猫ちゃんのアレルギー対策の療養食として利用することができますので、機会があれば与えてみるのもいいかもしれませんね。

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