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全年齢用キャットフードは便利!?メリットと意外なデメリットとは?

最近のキャットフードでは、子猫からシニア猫まで細かく月齢別に別れたキャットフードが販売されています。
これらのキャットフードはそれぞれの期間に必要な栄養素やカロリーを考えて作られたフードなので、細かいケアをすることが出来ます。

逆に、全年齢用に作られたキャットフードというのもあります。
このフードは、子猫からシニア猫まで一貫して与えることが出来るので、大変便利なキャットフードです。
今回は、全年齢用のキャットフードのメリットやデメリットについてご紹介していきます。

全年齢用キャットフードの3つのメリットとは?

全年齢用のキャットフードとは、その名の通りすべての年齢の猫ちゃんに対して与えることのできる、高品質な栄養素を含むキャットフードです。

現在では、月齢別のキャットフードも売られているので、こちらの方が細かいケアができていいのでは?と感じる飼い主さんもいるかもしれません。
しかし、全年齢用にはそれなりのメリットがあるのです。

そこで今回は、全年齢用キャットフードのメリットとデメリットについてご紹介していきます。

食事の変化による猫ちゃんのストレスを軽減できる

猫ちゃんは環境の変化などに非常に敏感で、時としてそれはストレスになることもあります。
これは日常の食事についても同じことが言えます。

一度食べ慣れた食事を違うものに変えるにはとても気を遣う必要があり、新しいフードを与えるときは、それまで与えていたフードに少しずつ混ぜて、慣れさせていく根気が必要になることもあります。

猫ちゃんの年齢のステージごとに分かれたフードは、その年齢に必要な栄養やカロリーが考えられていて便利ですが、年齢が上がるごとに変えていかなければなりません。
これは猫ちゃんにとって大きな変化となり、ストレスの原因になるものです。

その点、全年齢用キャットフードの場合は、子猫からシニア猫までずっと、同じ食事を与えられるので、食事を変えることによる猫ちゃんのストレスを軽減することができます。

全年齢用のキャットフードは高品質なものが多い

月齢別のキャットフードと比べて、全年齢用のキャットフードの場合は、比較的高品質のものが多く、プレミアムキャットフードと呼ばれるものに多い傾向があります。

プレミアムキャットフードは安価なキャットフードに使われている、猫ちゃんにとって良くない添加物が入っていません。
そして、全年齢に対応できるように、良質の原料が使われています。
そのため、穀物フリーのものも多いので、猫ちゃんの健康のためにもおすすめです。

全年齢用キャットフードは多頭飼い用にも使いやすい

全年齢用キャットフードが最も便利だと思われるときは、多頭飼いをしているケースでしょう。
多頭飼いの場合は、それぞれの猫ちゃんの年齢もバラバラなことも多いので、このような時こそ、全年齢用キャットフードが役に立ちます。

一貫して同じフードを与えることができますが、すべての猫ちゃんにそのままのフードを与えるのではなく、それぞれの猫ちゃんによって使い分けましょう。

仔猫の場合はお湯でふやかしてあげたり、食べ盛りの成猫の場合には、たくさんの量を与えたり、シニア猫の場合には逆に量を少なくしたりして、カロリー調整する必要はあります。

全年齢用キャットフードのデメリットはあるの?

メリットだけを見ていると、全年齢用キャットフードはいいところばかりに見えるかもしれませんが、メリットが逆にデメリットになる場合もあります。

まず、猫がかかりやすい病気として腎臓の病気がありますが、この場合は、タンパク質の摂取量を制限することがあるので全年齢用キャットフードでは対応することができません。
むしろ、全年齢キャットフードの場合は高たんぱくのことが多いので、便利だと思って何も考えずに与えていると、さらに病気を悪化させてしまうことにもなりかねません。
そのため、病気を持つ猫の場合などは、それぞれの疾患に対応したフードを与えないとならないのです。
全年齢用のキャットフードは、あくまで健康な猫に与えることを前提に作られているので、猫の体調に細かく合わせたケアはできません。

また、プレミアムキャットフードは高品質であるがゆえに、その分価格も高く設定されています。
コンビニや激安スーパーで手に入るキャットフードの5~10倍の値段が普通なので、多頭飼いの場合などは、かなり経済的な負担になります。

全年齢用キャットフードは状況によって使い分けることが大切

小さい時から全年齢用キャットフードを与えていれば、猫も抵抗なくそれを受け入れるでしょう。
しかし、月齢別のキャットフードを与えている場合は、いざ、全年齢用キャットフードに切り替えようとしても、なかなかうまくいかないことも多いのです。

全年齢用キャットフードはメリットが多く、大変便利なフードに感じるかもしれませんが、その時々の状況によっては、対応できないことも多いので、うまく月齢別ごとのフードと使い分けることが必要ですね。

全年齢用キャットフードは良質な原料を使われていたりして、与える価値のあるフードですので、飼い主さんの判断で上手に利用してほしいものですね。

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