妊娠から授乳期まで!キャットフードを選ぶポイントとは?

子猫の時期に避妊しなかったメス猫ちゃんは、生後半年くらいで妊娠可能な年齢になります。
人間の妊娠期間が10ヶ月なのに対して、猫ちゃんの妊娠期間はたったの2ヶ月です。

私たちが猫ちゃんの妊娠に気づくのは、大体1ヶ月が過ぎた頃といわれています。
その頃にはお腹も大きくなって妊娠の兆候が見られるからです。
お腹の中の子猫を大きく育てないとならない、この時期の猫ちゃんに与えるキャットフードは今まで通りでいいのでしょうか?

今回は、猫ちゃんが妊娠したときから授乳期までに与えるキャットフードで気をつけたいポイントをご紹介していきます。

猫ちゃんの妊娠確率は90%!妊娠時に必要なカロリーは?

猫ちゃんは、交尾をしてから排卵するためにかなり高い確率で妊娠します。
そして一回の出産で4~5匹の子猫を産むので、たくさんのエネルギーが必要です。
猫ちゃんの妊娠期間は2ヶ月、授乳期間は3ヶ月といわれています。

この間の5ヶ月は、子猫を大きく育てるために高カロリーで高脂肪なキャットフードを与える必要があります。
妊娠期間中は通常の1.5倍~2倍ほどのカロリーが必要となり、猫ちゃんの体重1kgに対しておよそ140~300kcalのエネルギーが必要です。

また、子猫が生まれた後の授乳期にはさらにたくさんのカロリーが必要で、通常の2~4倍といわれているほどです。
この時期に食べるキャットフードは妊娠・授乳期用のキャットフードとして販売されていますが、子猫用と併用されることが多いです。

特に授乳期に与えるキャットフードの量は、どのくらいの量がいいのか?などと考えるよりも、食べたいだけ食べさせるくらいでいいでしょう。

子猫を大きく育てるために必要なキャットフードとは?

妊娠・授乳中は、いつもよりもさらに栄養バランスを考えたキャットフードを与える必要があります。
キャットフードを選ぶ上で押えておきたいポイントを確認してみましょう。

良質なタンパク質を多く含むもの

猫ちゃんは肉食動物なので、必要な栄養素は動物性タンパク質です。
タンパク質は、猫ちゃんの体の中で最も吸収しやすい成分であり、筋肉や骨を作ったり、きれいな被毛を保ったりするために必要です。

市販で販売されているキャットフードの中でも安価なものは、主原料に穀物が使われていることが多いです。
穀物は猫ちゃんにとって、大変消化しにくい原料なので、妊娠・授乳中は避けるようにしましょう。

市販で手に入りやすい妊娠・授乳用のキャットフードでも、穀物が多く含まれているものがあるので注意が必要です。
療法食だからといって安心しないで、飼い主さん自らの目で原料などを確認することが大切です。

添加物が含まれていないもの

私たち人間でも、妊娠期間中は添加物の入った食べ物は食べないようにするのと同じで、猫ちゃんの場合も、添加物が入ったキャットフードを食べることは避ける必要があります。

安価なキャットフードに多く使われている添加物である、酸化防止剤、着色料、人工甘味料などは猫ちゃんの身体にとってもよくないものです。
これらの添加物は発がん性が認められているので、お腹の中の子猫にも大変リスクのあるものです。

安全な原材料を使っているもの

妊娠・授乳中の猫ちゃんには、安心・安全な食べ物を与えたいですよね。
そのためには、人間が食べられるレベル(ヒューマングレード)の原料を使ったキャットフードを与えましょう。

安価なキャットフードの原料としてよく使われている「家禽」「肉類」「●●ミール」などという材料は、人間が食べられる部位を除いた、骨や内臓、鶏のクチバシや羽、馬のひづめなどくず肉が混ぜ合わさったものなのです。

時には死にかけたものや病気にかかった動物のお肉が使われていることもあります。
これらのお肉を4Dミートと呼びますが、いずれも表示義務がないために分かりにくいのです。

通販などで買えるプレミアムキャットフードは、この点で大変安心できる原料を使っているので、妊娠・授乳用のキャットフードで満足のいくものが見つからなかった場合は、かえってプレミアムフードの方がいいときもあるのです。

妊娠した猫ちゃんの栄養サポートは飼い主さんの責任です

猫ちゃんは1回の妊娠で4~5匹の子猫を産むとされています。
たくさんの子猫を丈夫に育てるためには、たっぷりの栄養とエネルギーが必要なのです。
猫ちゃんは本能で必要な栄養素やカロリーを摂取する能力を持っています。

しかし、おうちで育てられた猫ちゃんの場合は、自由に食べ物を獲ったり選んだりはできないので、いつもそばにいる飼い主さんが食事に気を遣ってあげる必要があります。

妊娠中はお腹が大きくなることで胃が圧迫されるため、フードを吐き戻してしまう猫ちゃんも多いですが、フードをこまめに与えるなど工夫して、きちんと栄養が摂れるようにしてあげてくださいね。

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