猫がキャットフードを吐いたときの5つの原因と対処法

猫ちゃんは毛繕いの際に、飲み込んだ毛玉を吐き出す必要がありますので、基本的にはよく吐く動物です。
しかし、目の前で吐いている猫ちゃんを見ると心配になりますし、可哀想でたまらなくなりますよね?そんな時、飼い主さんはどのように対処したらいいのでしょうか。

病院に連れて行くべきなのか心配になったときは、キャットフードを吐き出すときの状態や、吐き出してしまう原因をしっかりチェックする必要があります。
そして、猫ちゃんが嘔吐しても慌てず対処できるようにしたいものですね。

そこで今回は、猫ちゃんがキャットフードを吐いたときの原因と対策法、病院に連れて行くときに見るべきポイントをご紹介していきます。

キャットフードを吐き出してしまう5つの原因とは?

猫ちゃんはよく吐く動物ですので、吐いたからと言ってすぐに病院に連れて行かないとならないということはありません。
特に吐いた後にけろっとしていたり、元気に走り回ったりするようならば全く問題ありません。

問題がないとしても、猫ちゃんが吐いてしまう原因を知っておけば、いざ目の前で吐いたとしても胸を痛めることもなく、慌てず対処できるのではないでしょうか。
猫ちゃんが吐いてしまう原因とキャットフードには深い関わりがあります。

主に、キャットフードの大きさや形状、質、早食いや大食いのため、毛玉を吐き出すのに利用しているなどの5つの原因があります。
それでは一つずつ詳しく説明していきます。

キャットフードの粒が大きすぎる

キャットフードには全年齢用のものがありますが、このタイプですと粒の大きさが同じで、猫ちゃんの成長によっては喉に引っかかってしまうことも考えられます。

猫ちゃんはキャットフードをほとんど噛まずに丸呑みする習性がありますので、あまりに粒が大きすぎると飲み込むことができずに吐き出してしまうのです。

これを防ぐにはいつも食べさせているキャットフードの大きさを確認し、一回り小さな粒のフードに変えてみる、砕いて小さくしてみるなどの工夫が必要です。
また子猫の場合は、そのまま与えないでお湯やミルクでふやかしてあげるといいでしょう。

キャットフードの形

一般的にプレミアムキャットフードと呼ばれるものは、ころころとした小さな丸い形のものが多いです。
しかし、市販でよく見かけるメーカーのキャットフードは魚や骨、花の形をしていることがあります。

このような形のキャットフードだと、猫ちゃんの喉に引っかかりやすくなることも考えられますので、シンプルな形のフードを選ぶようにすることも大切です。

キャットフードの質が合わない

市販のキャットフードの中には、猫ちゃんが消化しにくい原料である穀物を多く使用しているものがあります。
トウモロコシや小麦、お米などの穀物は消化不良を起こしやすいので、猫ちゃんが吐いてしまう原因になりやすいのです。

そのため、肉食動物である猫ちゃんがスムーズに消化できる、お肉やお魚などを主原料としたグレインフリー(穀物不使用)のキャットフードを選ぶ必要があります。

その他、酸化防止剤や着色料、人工香料などの添加物も猫ちゃんがフードを吐き出す原因になるので注意しましょう。
これらの添加物は発がん性が認められているものもあるので、猫ちゃんの健康のためにも、できるだけ無添加のフードを選ぶといいでしょう。

また、7才を超えたシニア猫には、高カロリー・高脂肪なフードは胃に負担がかかる可能性が高いので、なるべく低カロリーで脂質の少ないフードを選ぶようにしてください。

大食い・早食いする猫ちゃんは要注意

一日二回などキャットフードを与える間隔が空いている場合、猫ちゃんががっついて食べることがあります。
また、元々早食いや大食いの猫ちゃんの場合も、一気に食べてすぐに吐き出してしまうことが多いのです。
早食いや食べ過ぎは消化不良を起こします。

このような食べ方をする猫ちゃんの場合は、フードを与える間隔を短くするために、一日に必要な摂取カロリー量を小分けにして与える、一度にたくさん盛り付けない、早食い防止用の餌皿に変えてみる、などの方法で対処しましょう。
早食い防止用の餌皿は中にでこぼこした障害物があり、一気に食べられない工夫がされているので、嫌でもゆっくり食べるようになります。

毛玉を吐き出すために吐いている

猫ちゃんは毎日丁寧に毛繕いをする動物なので、胃の中に溜まった毛玉を吐き出す必要があります。
市販の猫草などは、猫ちゃんが毛玉を吐き出すのに効果的ですが、便として排出するか、吐き出すのが普通です。
胃の中に溜まった毛玉は吐き出さないと、どんどん溜まって詰まってしまい毛球症や消化不良、胃の病気にかかる恐れがあります。
毛玉を吐き出すために嘔吐している場合は、嘔吐物に細長い毛の塊が混ざっていることが多いです。
この場合はキャットフードが原因ではなく、猫の習慣の一つなので、焦る必要はありません。

病院に連れて行った方がいいケースとは?

猫ちゃんが吐いていても、吐いた後に元気で食欲があり、下痢などの吐く以外の他の症状が出ていない場合は特に心配しなくても大丈夫です。

ただし、日に何度も吐いていてぐったりしていたり、嘔吐物の中に血や寄生虫が混ざったりしている場合や、吐く以外の症状が同時に起こる、よだれを垂らしている、吐きたいのに吐けないなどの様子を見せていたら要注意です。

病気のために吐いてしまう場合は、食道炎や胃腸炎、猫風邪、腸閉塞、毛球症の可能性もあるので、すぐに動物病院に連れて行ってください。
その場合、嘔吐物を持っていくと、詳しく検査することができます。

猫ちゃんが吐いたときは安全か危険なケースかを見極めよう

普段から頻繁に吐いている猫ちゃんを見ると、飼い主さんは心配になりますよね。
そんな時には、まず「猫ちゃんは元々よく吐く動物」なのだということをしっかり頭に入れ、慌てたりパニックになったりしないように落ち着きましょう。

そして、吐いた後に元気だったら心配することなく原因を突き止め、キャットフードに問題がある場合はそれを解決することで、徐々に嘔吐も治まっていくこともあります。
それでも危険な症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診するようにしてくださいね。

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