危険!?発がん性物質の含まれるキャットフード

キャットフードに使われている添加物にはさまざまなものがありますが、その中でも特に危険とされている添加物は、動物実験などで発がん性のリスクが報告された添加物でしょう。

添加物自体は、キャットフードの質を保ったり、風味や味を良くしたりといった役割を担っていますが、危険な添加物が使われたキャットフードを食べ続けた猫ちゃんは、少なからず、将来的にガンなどの重篤な疾患を引き起こすリスクは高くなる、と考えられます。
いつも与えていたキャットフードに、今回ご紹介する添加物が入っていたからといって、即危険!というわけではありませんが、発がん性が疑われる添加物を知っておくのは大切なことです。

発がん性が疑われる添加物ベスト3!

キャットフードに使われている添加物は、酸化防止剤、人工香料、着色料、保存剤、保湿剤などさまざまな用途で使われるものがあります。
添加物はほとんど発がん性が疑われているのですが、その中でも特に危険とされている3つの酸化防止剤をご紹介します。

エトキシキン

酸化防止剤には化学合成して作られるものと、ハーブなどの抽出物から作られる天然のものとあります。
エトキシキンは化学合成で作られた酸化防止剤で、天然のものよりも安価で手に入り、強い抗酸化作用を持つ物質のため、家畜の飼料の酸化防止剤に使われています。

非常に毒性が強いため、人間の食べ物には直接添加することができません。
人間の食べる家畜(牛や豚など)に対する残留許容量も厳しく定められていて、人間の場合は1ppm、ドッグフードの場合は75ppm、キャットフードの場合は150ppmと決められています。

これを見てもわかるように、大変危険な添加物でありながら、キャットフードへの添加は人間の150倍もの添加でも許されているのです。
エトキシキンは、アレルギーや皮膚疾患、発がん性のリスクが報告されているので、できるだけ避けたい添加物です。

BHA

BHAはブチルヒドロキシアニソールの頭文字を取ったもので、酸化防止剤として使われています。
もともと、エンジンオイルや工業油脂の酸化防止剤、殺虫剤として使用されていたもので、人間の食べる食品には、バターやマーガリン、魚介乾製品などに使われています。

ラットの発がん実験では、BHAを与えたラットのオスもメスも90~100%の割合でガンが見つかったとされています。
そのため、厚生労働省は一時使用を禁止する動きを見せましたが、海外からの圧力によって断念したとされている添加物です。

BHT

BHTはブチルヒドロキシトルエンの頭文字を取ったもので、もともと石油系の酸化防止剤として使われていました。
BHAと同じく酸化防止剤で、油脂やバター、チューインガムに使われています。

アメリカでの実験では膀胱ガンや、甲状腺ガンのリスクがあると報告されていて、日本での実験では、脱毛や異常行動、痩せやすくなるなどの弊害が報告されています。

BTHは人に対しての発がん性は認められていませんが、動物に対しては「発がん性グループ3」にあたるとされています。

着色料も危険!猫には必要な添加物なの?

酸化防止剤の他にも添加物として使われているものに「合成着色料」があります。
赤色や青色、黄色などの着色料です。
いずれも石油などから作られているためタール色素とも呼ばれています。

着色料は色の種類によってその弊害も変わってきますが、どの着色料も発がん性のリスクが報告されており、その他ウイルス感染やアレルギーなどの健康被害も報告されています。

着色料と似たような働きをするものに、亜硝酸ナトリウムという添加物があります。
これは、キャットフードの原材料であるお肉の色素に反応して、鮮やかな赤色に発色します。

しかし、お肉に含まれるアミンという物質に反応することで、発がん性物質であるニトロソアミンに変わってしまうので、大変危険とされています。
ハムやベーコン、サラミなどに使われていて、もちろん使用量が決められていますが、少量でも安心できない添加物です。

発がん性のリスクを負ってまで添加物を使う理由は?

酸化防止剤などは、キャットフードの原材料であるお肉の脂質に反応して酸化するのを防ぐという、大事な役割があります。
しかし、同じ酸化防止剤であれば、天然素材のローズマリー抽出物や緑茶抽出物などがあるのです。

それでも、市販の安価なキャットフードに化学合成の酸化防止剤が使われているのは、コスト削減のためであり、あくまでメーカーの利益を確保するものです。

また、着色料に関しても自然素材のものはありますし、実際にキャットフードに色をつける必要はありません。
猫ちゃんは、キャットフードが美味しいかどうかを色ではなくニオイで判断するので、色がついていても意味がないのです。

意味があるとしたら、飼い主さんが選ぶ際に美味しそうと思わせたり、赤や緑の色がついていることによって、きちんとお肉や野菜が使われているのだな、と認識させたりするためだけのものです。

まとめ

キャットフードに使われている添加物でも、エトキシキンやBHA・BHTは特に恐ろしい添加物だとわかりました。
しかし、エトキシキンなどは表示の義務がなく、判断する術がありません。

キャットフードのパッケージの裏面には、時々「エトキシキン不使用」などという表記がされていることもありますので、そのようなことを目安にする、できるだけ無添加のキャットフードを選ぶことが、危険な添加物を避ける一番の手段です。

この記事を読んだ人におすすめのコラム

トップに戻る