肥満用キャットフードを正しく選ぶために気をつけたいこととは?

人間と同じように猫ちゃんも肥満になります。
特に家猫が当たり前になった現在は、おうちの中で運動するスペースが少ないことや、エアコン完備の部屋で一日中ゴロゴロしていることから、太ってしまう猫ちゃんが多いのではないでしょうか?

ちょっと太った猫ちゃんもコロコロしていて可愛いものですが、現実問題として、肥満を放っておくと足腰が弱くなって関節痛が起こりやすくなったり、内臓に負担がかかったりといいことは一つもありません。

そこで今回は、肥満用のキャットフードを選ぶために気をつけたいことをご紹介していきます。
肥満解消のための意外な問題も明らかに!?

猫ちゃんの肥満のチェックポイント

猫ちゃんも生後1年を過ぎると立派な大人の猫になります。
この1歳の時の体重が、猫ちゃんにとっての理想体重となりますが、この体重を15~20%以上オーバーした状態を肥満といいます。

もしかしてうちの猫ちゃん太っているのかな?と疑ったときに見て欲しいポイントは以下の5つです。

〇1歳の時の体重より増えている
〇腰のくびれがなくなってお腹が出てきた
〇階段の上がり下りが出来なくなってきた
〇高いところに上がろうとして失敗することが多くなった
〇避妊や去勢手術をしている(ホルモンバランスの乱れにより太りやすい)

これらの現象が見られた場合は、食事と運動による肥満解消対策が必要です。
飼い主さんも意識して運動に付き合ってあげたり、キャットタワーで遊ばせてみたり、積極的にコミュニケーションを取ってダイエットを行いましょう。
また、療法食として肥満用のキャットフードが販売されているので利用するといいでしょう。

肥満用・ダイエット用キャットフードを選ぶ3つのポイント

猫ちゃんの肥満対策としては、軽度~中度の肥満の場合はいつもの食事量の30~40%を減らして体重の変化を見ます。
40%以上を減らして一気にダイエットすると、猫ちゃんの身体に悪影響がありますので、2~3ヶ月かけて徐々に体重を減らすことを目標としましょう。

その際に、一般的な成猫用のキャットフードの量を調整して与えるのもいいですが、出来れば肥満用や、ダイエット対策用のキャットフードを与えるといいでしょう。
食事を与える際は、少ない量を3~4回に分けて与えることが大切です。

肥満用のキャットフードを選ぶ際には、下記の3つのポイントを頭に入れて選びましょう。

低炭水化物・高タンパクのもの

猫ちゃんは完全なる肉食動物なので、穀物(炭水化物)は必要としません。
特にダイエット目的でキャットフードを購入するときには、必ずお肉や魚の割合が多いものを選ぶことが大切です。
お肉や魚の動物性タンパク質は30%以上含まれているのが理想です。

安価なキャットフードは、量をカサ増しするために穀物の割合が多くなっています。
トウモロコシや、芋、小麦などの炭水化物は血糖値を急激に上げるために、たくさんのインスリンが放出し、糖を体内に取り込もうとします。

しかし、あまりにもたくさんの糖が体内にあると、取り込みが間に合わなくなってしまい、余った糖が脂肪細胞へと蓄えられてしまうのです。
そのためダイエットの妨げとなります。

低カロリーのもの

ダイエットを成功させるには、摂取カロリー<消費カロリーという図式が成り立たないとなりません。
これを満たすためには低カロリーの食事にする必要があります。

キャットフードには魚メインとお肉メインのものがありますが、低カロリーの食事のためには白身魚などの魚メインのものを選ぶことが大切です。

脂質が適度に含まれているもの

ダイエット食というと、一般的には「脂質をカットしましょう」という考え方が多いです。
しかし、猫ちゃんの場合は肉食動物ということもあり、お肉やお魚に含まれる脂質を消化・吸収しやすい身体の構造となっています。

そのため、脂肪分をカットしていても穀物の多いフードを与えると、猫ちゃんの食欲が満たされずに、結果として食べ過ぎてしまうこととなるのです。
一方適度な脂肪分の含まれているフードの場合、早くに食欲が満たされるので、食べ過ぎを防ぐことが出来ます。

食事は数回に分けて!適度な運動でしっかりダイエット

肥満用のキャットフードを利用するにしても、飼い主さん自身が食事を調整するにしても、ダイエット中の食事は、一日の量を数回に分けて与える方が、脂肪が形成されにくく効率的です。
猫ちゃん自身もその方が空腹を我慢することなく、ダイエット食を受け入れやすいでしょう。

毎日の食事に気を遣いながら、適度に運動もさせるように、飼い主さんも猫ちゃんとマメに遊んであげるよう心がけてくださいね。

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