避妊手術をしたメス猫へのキャットフードの与え方はどうしたらいい?

メス猫ちゃんの場合、生後6ヶ月くらいになったら、そろそろ避妊手術を考えないとなりません。
手術についてはした方がいい、しない方がいいなど、様々な意見があります。

しかし、望まない妊娠を避けるためや、発情期に起こりがちな問題行動の抑制、メス猫ちゃん特有の生殖器の病気を予防する効果が期待できることから、やはり行った方がいいという意見が多いです。

避妊手術をしたメス猫ちゃんは、今まで通りのキャットフードを与えていいものなのか気になりませんか?そこで今回は、避妊手術をしたメス猫ちゃんには、どのようにキャットフードを与えたらいいのかをご紹介してきます。

避妊手術をしたメス猫ちゃんの食欲はどのように変わる?

避妊手術後は、基本的に食欲が旺盛になることが多いです。
これには、様々な理由が考えられます。

手術することによるホルモンバランスの乱れ。
生殖ホルモンが分泌されなくなるため、発情期独特の問題行動がなくなると共に、ホルモンバランスの維持にエネルギーを使わなくてもよくなるため、それが食欲に向きがちになるから、などです。

逆に、手術後は元気がなくなってぐったりし、ベッドの下や押し入れの奥に入って出てこなかったり、食欲も落ちて、フードを全く食べなくなったりすることもあります。
これも5日くらいすればすっかり元に戻り、普通にフードを食べるようになります。

あまりに続く場合は、再び病院に行く必要もあるのですが、大抵は食欲旺盛になって肥満になることが多いでしょう。
では、避妊手術をしたメス猫ちゃんには、どんなキャットフードを与えたらいいのでしょうか?

避妊手術前に食べていた子猫用のフードは切り替えた方がいいのか?

避妊手術を行う時期は、生後6~8ヶ月くらいで、まだ子猫の時期に行います。
そのため、日常的に食べさせているキャットフードも、子猫用のものを与えていることが多いでしょう。

しかし、上述したように避妊手術をしたメス猫ちゃんは、食欲が旺盛になる可能性が高く、子猫用フードのような高カロリーのものを与えていると、肥満になりやすくなるのです。

このことからも、避妊手術後のメス猫ちゃんには、手術後2~3週間はフードの量を2~3割位減らして与えるのがいいでしょう。
しかし、食欲旺盛になった猫ちゃんからすると、急にフードを減らされては不満に思うかもしれません。

そのような場合は、成猫用のフードに切り替えるか、避妊手術をしたメス猫用のフードやダイエットフードに切り替えるのがいいでしょう。
フードを与えるときも、猫ちゃんに必要な一日の摂取カロリーを守りながら、少量ずつ数回に分けて与えるのがいいですね。

食欲がない場合、フードの切り替えには気をつけよう

避妊手術後には食欲旺盛になることが多いのですが、中には手術や入院などの環境の変化によるショックや、薬の影響などが原因で、食欲がなくなるメス猫ちゃんもいます。

このようなときは、無理に食事を減らしたり、新しいキャットフードに切り替えたりするのはやめてください。
余計に食欲が落ちて、重篤な病気になることや命の危険にさらされることもあるからです。

このような症状が出ているメス猫ちゃんには、ドライキャットフードよりも食べやすいウェットキャットフードを与えるなどの工夫をする、あまり動かなくてもいいように、お水とキャットフードは一緒に寝床の側に置いておくなどの配慮が必要です。

避妊手術後は肥満予防のためのフード選びと与え方が大切

避妊手術をすることで、メス猫ちゃん特有の問題行動や、病気の心配、望まない妊娠を避けられるメリットがあり、メス猫ちゃんを飼っている飼い主さんは、大抵避妊手術を選択するでしょう。

しかし、メス猫ちゃんにとっては全身麻酔など、大変身体に負担のかかる手術なので、手術後のフード選び、与え方には十分配慮する必要があります。
特に太りやすくなることが多いので、メス猫ちゃんの体格や体重を管理しつつ、肥満対策に努めるようにしてください。

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