キャットフードに含まれている危険な添加物

キャットフードには品質を守るためや、色や風味をよくするために添加物が使われています。
猫ちゃんの健康を考える飼い主さんであれば、できるだけ添加物の入ったキャットフードは避けたいですよね?

一口に添加物といっても、天然素材の添加物であればそれほど危険を感じることなく、与えることができます。
またそれとは反対に、発がん性のリスクやアレルギーなどが認められた添加物もあります。
では、一体どのような添加物に気をつけたらいいのでしょうか?

そこで今回は、キャットフードに含まれている添加物の中でも、特に気をつけたい添加物についてご紹介していきます。

猫ちゃんにとってリスクの高い添加物とは?

キャットフードに添加物が含まれているのは、原材料である動物性油脂が酸化することを防ぐためや、飼い主さんが選ぶときに美味しそうに見せるため、猫ちゃんの食いつきをよくするためなどの目的があります。

特に酸化を防ぐための「酸化防止剤」は、キャットフードが酸化したものを猫ちゃんが食べてしまって、健康被害が起こることを防いでいます。

それでも、化学合成された酸化防止剤は小さな身体の猫ちゃんにとっては、どんどん蓄積されることによって、将来的に重篤な疾患を引き起こす恐れもあるのです。
その中でも特に気をつけたい添加物は7つあります。

(1)エトキシキン
エトキシキンは酸化防止剤の一つで、もともとゴムの固定剤として開発されたダイオキシン系の化学物質です。
人間が食べる食品や農薬にさえ使うことを禁止されています。

しかし、海外では飼料の添加物として使われている上、ペットフードには添加してもいいことになっています。

エトキシキンは、キャットフードが海外から輸入されてくるときに、キャットフードに多く使われる肉類に含まれる脂肪が酸化熱を発生させ、輸送中の船内で発火しやすくなるのを防ぐ役割があります。

食品衛生法では人間の食材の残留許容量は1ppmと決められていますが、猫ちゃんの場合その150倍もの量を使ってもいいことになっています。
エトキシキンが引き起こす被害に、皮膚疾患やアレルギー、発がん性のリスクが挙げられます。

(2)BHA・BHT
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)とBHT(ブチルヒドロキシトルエン)も、エトキシキンと同じく酸化防止剤です。
もともとガソリンの酸化を防ぐために開発されました。
人の食品や化粧品に使われています。

BHAもBHTも猫ちゃんが摂取し続ければ発がん性のリスクがあり、脱毛や膀胱、甲状腺ガン、染色体の変異などを引き起こす恐れがあります。
またBHTは亜硝酸ナトリウムと共に紫外線を浴びることで、さらに毒性が強くなるといわれています。

(3)亜硝酸ナトリウム
亜硝酸ナトリウムは、ハムやベーコン、いくらや筋子、明太子などを鮮やかな赤色に発色させる添加物です。
食品の色素に反応して発色しますが、肉に含まれるアミンという物質と反応することによって、「ニトロソアミン」という発がん性物質が発生します。

(4)プロピレングリコール
プロピレングリコールは半生タイプのキャットフードの保湿剤、静菌作用、エネルギー源として使われています。
少ない量では毒性も弱いといわれていますが、猫ちゃんの場合は赤血球を減少させるとされていることから、血液検査の数値が悪くなることもあります。

(5)グリシリジン・アンモニエート
グリシリジン・アンモニエートは甘味料として使われていて、人間の食べ物に使うことは制限されています。
マウスを使った長期間の毒性試験では、腎臓や肝臓の異常も見られるとされており、一日の摂取量を守ることが重要な添加物です。

(6)合成着色料
着色料はその名の通り、キャットフードに色をつける添加物ですが、これも猫ちゃんのためというよりは、飼い主さんに向けてのアピールでしかなく、キャットフードに色をつけて美味しそうに見せるためだけのものです。

赤色102号のように「●●色■■号」のような表記のされている着色料は、石油などを原料として作られたタール色素です。
かまぼこや漬け物などの着色に利用されていますが、海外では使用禁止になっている着色料もあるので要注意です。

猫ちゃんはキャットフードが美味しいかどうかは、色ではなくニオイで嗅ぎ分けます。
特に赤色は人間ほど認識できないので、キャットフードに色をつけることは全く意味のないことなのです。

(7)没食子酸プロピル
没食子酸プロピルは、バターやマーガリンに使われている強力な酸化防止剤です。
濃度の高いものを摂取した場合、DNAを損傷させ、肝臓や腎臓にダメージを与え、発がん性のリスクの恐れもあります。

まとめ

最近では添加物が身体に悪いことを知る人が増え、私たちの食事はもちろんのこと、猫ちゃんの健康のためにも、できるだけ添加物の使われていないキャットフードが注目されています。

添加物による発がん性のリスクなどは、マウスの実験にて明らかにされていますが、それも普通ではあり得ない量を投与するといった、あまり参考にならない実験を指針にしていることもあります。

国では添加物の量を厳密に定め、健康被害が出ないように考えられていますが、小さな猫ちゃんの場合は人間よりもダメージが大きいので、できるだけ無添加のキャットフードを選んであげたいものですね。

この記事を読んだ人におすすめのコラム

トップに戻る