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キャットフードに含まれている謎の原材料4Dミートの秘密に迫る!

猫ちゃんは肉食動物ですから、キャットフードの原材料としてお肉が多く使われているのが理想ですが、市販の手に入りやすい安価なキャットフードの場合、穀物の割合が多いフードがよく販売されています。

では、お肉であれば安心なのかというとそうでもないのです。
キャットフードの原材料として使われるお肉の中には「4Dミート」と呼ばれる、私たちが聞き慣れない原材料が使われていることがあります。

今回は、キャットフードに含まれている可能性の高い4Dミートとはどのようなお肉なのかをご紹介していきます。

1、4Dミートとは?

大切な猫ちゃんのために、キャットフードについてさまざまな知識を得ようとしている飼い主さんであれば、市販の安いキャットフードにはとうもろこしや小麦、お米などの穀物がたくさん使われていることをご存じかもしれません。

しかし、その点ばかりに注目して、原材料に肉類などのお肉が入っているからと安心していると、その内情は恐ろしい事実が隠されていることがあるのです。
その原材料の中でも4Dミートが挙げられます。

アメリカでのお肉の品質のランクは1から9まであります。

ランク1は霜降り肉などの最高級のお肉で、4Dミートと呼ばれるものは、お肉の品質のランクの中でも最低ランクの9ランクに位置するお肉です。
基本的にランク7以下は人間が食べられるレベルのお肉ではないとされています。

●Dying(死にかけた動物の肉)
●Dead(死んでいる動物の肉)
●Diseased(病気であった動物の肉)
●Disabled(障害を持った動物の肉)

上記のような動物のお肉という意味で単語の頭文字をとって、4Dミートと呼ばれています。
このような動物は屠殺以外で死んだ動物のお肉や捨てるべき部分のお肉であり、人間が食べられるお肉ではありません。

2、安価なキャットフードにはなぜ4Dミートが使われているのか?

このような粗悪なお肉がどうしてキャットフードに使われているかというと、コスト削減のためです。
本来破棄される部分のお肉なので安価に手に入れることができるからです。

4Dミートは表記する義務がありませんので、どのようなキャットフードに使われているのかは定かではありませんが、コストを抑えるために使っていることを考えると、おのずと市販のキャットフードで安価なものに使われていると考えられます。

3、4Dミートが使われているのか見分ける方法はある?

キャットフードのお肉に4Dミートが使われていても、4Dミートと表示されているわけではありません。
4Dミートが市販の安いキャットフードに使われている可能性が高いとお伝えしましたが、その中でも目安として「肉類」「ミートミール」「肉副産物」「肉骨粉」などと表記されている原材料が記載されていた場合、それは4Dミートの可能性が高いです。

これらの原材料は、どのような動物の肉が使われているかわからない曖昧なものだからです。
主に、人間が食べる部分を除いた、内臓、骨、くちばしや羽、ひずめ、血液や糞までも混ぜられているといわれています。

●●ミールと記載されているものでも、サーモンミールやチキンミールなど、明確なお肉の名前が記載されているミールもあります。
そのようなミールは、ただ他の材料と混ぜ合わせるためのつなぎとして使われている場合があるので、純粋にお肉を粉砕したものが多いです。
そのため4Dミートが使われている可能性は低いです。
また、メーカーによっては、製品紹介のHPでミールの詳細を明らかにしているところもありますので、そのような製品が一番安全と言えます。

4、4Dミートの使われているキャットフードを与える危険性とは?

病気や障害がある動物や、死んだ動物のお肉が使われているなんて、猫ちゃんの健康の為によくない!と心配になる飼い主さんも多いことでしょう。
4Dミートが使われているフードを食べたとしても、すぐには具合が悪くなったり病気になったりはしないかもしれません。

4Dミートの使われているキャットフードは、見た目や匂いが悪いことが多いので、そのような粗悪な材料でも猫ちゃんの食いつきをよくするために、大量の添加物を使っている可能性があります。

このことを考えると、長期間与え続けることは体に害のあるものを徐々に蓄積していくこととなり、将来的に重篤な疾患を引き起こす原因となる場合もあります。

また、粗悪なお肉を食べ続けても栄養価が低く、猫ちゃんに必要な栄養がきちんと摂取できないため、どんどん痩せていってしまう可能性もあるでしょう。

まとめ

キャットフードの原材料としてよく使われている4Dミートは、死にかけた動物や、病気や障害を持った動物のお肉を加工したものです。
このようなお肉は猫ちゃんが丈夫に育つための栄養が摂れないことが多く、たくさんの添加物が使われていることから、将来的に様々な疾患を引き起こす恐れがあります。

キャットフードには4Dミートと表記する必要がないので、見分けるのは大変難しいです。
しかし、チキンやサーモン、ターキー、鹿肉などの明確なお肉の名前が表示されているキャットフードであれば、4Dミートを避けることができるでしょう。

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