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これなら安心!キャットフードに入っていても大丈夫な天然添加物5選!

添加物と聞くだけで危険なもの、健康のために悪いものというイメージを持っている人は多いかもしれません。
特に人間よりずっと身体の小さい猫ちゃんに与えるキャットフードの場合、使われている添加物にはどんなものがあるのか気になることでしょう。

しかし、添加物といっても一概に全てが身体に悪いもの、危険なものということはありません。
添加物の中でも自然素材のものもたくさんあるので、そのような添加物であれば安心して使えるのです。

そこで今回は、キャットフードに使われていても安心な5つの添加物をご紹介していきます。

キャットフードに添加物が使われている理由を知っておこう

一般的に添加物は身体のためによくないものとの認識があるのに、なぜキャットフードに使われているのでしょうか?

キャットフードの原材料は、肉食動物である猫ちゃんが好むお肉やお魚が多いです。

これらの原材料に含まれる動物性脂肪は酸化しやすく、酸化してしまったキャットフードは猫ちゃんにとって有害なものに変わってしまいます。
これを防ぐために酸化防止剤が使われているのです。

その他、人工香料や合成調味料は猫ちゃんの食いつきをよくするために使われています。
いずれも国が定める安全基準内で、キャットフードメーカーも最小限の量を使っているので、基本的には安全です。

しかし、エトキシキンやBHA・BHTなどの合成添加物は、発がん性やアレルギーの危険性が報告されていますので、できるだけ天然素材の添加物を選びましょう。

天然素材の添加物とは?

天然素材の添加物は5つあり、アスコルビン酸やトコフェロールなどのビタミン、ローズマリー抽出液や、緑茶抽出液など、クエン酸や調味料でも天然素材を使ったものがあります。

天然素材だからといって、絶対に安全というわけではないかもしれませんが、それでも危険視されている化学合成された添加物が使われたキャットフードよりは、安心できるものです。
一つずつ詳しく見ていくことにしましょう。

(1)アスコルビン酸(ビタミンC)
アスコルビン酸はビタミンCのことで酸化防止剤の役割を担います。
ビタミンC自体は猫ちゃんが体の中で作り出せるビタミンですが、加齢や病気によってビタミンCを作り出す力の弱まった猫ちゃんなどには役に立つ成分です。

強い抗酸化作用を持っていることがよく知られていて、ビタミンEの再生をサポートする役割と共に、ビタミンEと一緒に摂取するとさらに強い抗酸化作用が期待できます。
発がん性が心配されている添加物に亜硝酸ナトリウムがありますが、ビタミンCやEと一緒に摂ることでそのリスクを低く抑えられるともいわれています。

ただし、ビタミンCはソルビン酸カリウムと鉄塩が同時にある場合、遺伝毒性のある物質を作ることも懸念されています。

(2)トコフェロール(ビタミンE)
トコフェロールは脂溶性ビタミンであるビタミンEの一種です。
ビタミンEは抗酸化作用が強いことで知られていますが、合成トコフェロールの場合は天然のトコフェロールと比べて体内での働きが弱いのです。

そのため主に、酸化防止剤としての役割しかありませんが、天然のトコフェロールの場合はビタミンEとしての役割も担います。
ビタミンEの強い抗酸化作用は猫ちゃんの発がん性のリスクや老化を防いでくれます。

ビタミンEは脂溶性のため、たくさん摂りすぎると体の中に蓄積されてしまう恐れもあります。
しかし、青魚をたくさん食べることでおこる疾患「黄色脂肪症(イエローファット)」を防ぐ役割もあります。

(3)ローズマリー抽出物・緑茶抽出物
ローズマリーはハーブとしてよく知られていますが、一概にハーブといっても猫ちゃんに危険なハーブもあるので気をつけないとなりません。
その中でもローズマリーや緑茶などの自然素材は、酸化防止剤や防腐剤として天然由来の安心できる添加物です。

ローズマリーも緑茶も一見独特の香りが気になりますが、キャットフードに添加されてもフードの味や香りに影響することはありません。
緑茶抽出物は血中コレステロールや血糖値の調整、老化防止、発がん性のリスクを防ぐ役割があります。

(4)クエン酸
クエン酸は柑橘類や梅干しに含まれる酸味成分で、酸化防止剤に役立ちます。
疲労回復や血流改善の効果が期待できる上、ミネラルの吸収率を高めることで、猫ちゃんがかかりやすい疾患である尿路結石や腎臓病を防ぐ役割も担います。

(5)天然調味料
キャットフードに使われる添加物の一つである調味料には、合成調味料と天然調味料があります。
合成調味料はグルタミン酸ナトリウムと呼ばれていて、大量に使うことで危険視されている部分もあります。

許容範囲内であれば安全ともいわれていますが、天然の調味料があるならその方が安心できますよね?最近では技術の発達により、アミノ酸生菌や酵母、かつお節や昆布などを使って、天然のアミノ酸を摂りだして使用しているものなどもあります。

まとめ

化学物質を使った合成添加物ではなく、自然素材で作られた天然添加物を5つご紹介してきました。
市販の安価なキャットフードには合成の添加物がよく使われていますが、国の定めた許容範囲内で、できるだけ少ない量でとどめるように使用されています。

添加物はキャットフードの品質を守るためにも、猫ちゃんの食いつきをよくするためにも必要なものですから、過剰に不安になり心配することはないのです。

それでもどうしても心配な飼い主さんは、天然素材の添加物もあることを頭に入れて、キャットフードを選んでみてはいかがでしょうか。

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