猫の老化を予防しよう!老化予防のためのキャットフードを選ぶ3つのポイントとは?
年をとっても可愛いことには変わらない猫ちゃんですが、人間の4倍ほどの速さで年をとるのです。子猫の時にはあどけなくて可愛かった猫ちゃんも、7才を過ぎる頃には高齢期と呼ばれる時期に突入し、シニア猫となります。
大切な猫ちゃんには少しでも長生きしてもらいたいですよね?そのためにはどんなキャットフードを選ぶのがいいのでしょうか。
今回は、キャットフードの選び方で、老化を予防出来るのかどうかを考えていくことにしましょう。
猫ちゃんの老化を防ぐために気をつけたい3つのポイントとは?
猫ちゃんは一般的に7才以上になると、高齢猫といわれていますが、人間と同じくどんどん寿命が延びているので、今では20才くらいまで生きる猫ちゃんもいます。それだけ長く生きることを考えると、7才~14才くらいまでは中年期であり、15才以上になって漸く老年期といえるのかもしれません。
このように猫ちゃんがシニア猫になる年齢は上がってはいますが、やはり7才を過ぎた頃から、キャットフードの選び方に気をつけた方がいいでしょう。
では、少しでも老化を予防するために気をつけたい3つのポイントをご紹介します。
高タンパク・低カロリーが基本となる
猫ちゃんも年を重ねてくると、だんだん動きが鈍くなってきて、食べる量も少なくなっていきます。このような状態になってきたら、何よりも気をつけたいのがカロリーです。
若いときと同じような高カロリーの食事を与えることは、老化に拍車をかけることになりかねないからです。
胃腸の負担にならないように、低カロリーで、食べる量が減ってきても十分なタンパク質が摂れるように、高タンパクのものを選んでください。
グレインフリーで食物繊維が豊富なものを選ぶ
年を重ねてきた猫ちゃんは、動きが緩やかになり、それと同時に、内臓の働きも低下します。このような状態の時に、穀物のたくさん入ったキャットフードを与えるのは、胃腸に負担をかけ、老化を早めることにも繋がります。
猫ちゃんは肉食動物ですので、基本的には穀物はいりません。
若いときは穀物を食べたとしても、なんとか消化できる力があるかもしれませんが、年老いてくるとどんどん消化する力が弱まってくるのです。
シニア猫にグレインフリーは当然の選択といえるでしょう。
また、腸内環境を整えるために適量の食物繊維は役立ちます。
穀物ではなく、緑黄色野菜やイモ類、豆類で食物繊維を補っている製キャットフードを選びましょう。
抗酸化作用の強い不飽和脂肪酸も積極的に摂る
老化を予防するには、抗酸化作用の効果が期待できる、オメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸を積極的に摂るといいでしょう。不飽和脂肪酸は抗酸化作用の他にも、抗がん作用、抗炎症作用を発揮するので、高齢になって弱った筋肉や内臓を強化するのに役立ちます。
年を取るにつれて、毛並みもパサつきがちになったり、人間でいう白髪のような白い毛が混ざったりしがちですが、不飽和脂肪酸を摂取していれば、毛艶をよくする効果も期待できます。
少しでも猫ちゃんの老化を予防するために、適切なキャットフードを選ぼう
年老いてきた猫ちゃんの内臓に負担をかけないために、食べる量や回数にも気をつける必要があります。1回の量を少なくして、複数回に分けて与えるようにしてください。
若いときは元気に走り回っていた猫ちゃんも、だんだんと動きが鈍くなって、そろそろ老年期にさしかかるのかな、と思う瞬間もあるでしょう。
7歳を過ぎて老化のサインが現れはじめたら、少しでも老化を予防するために、今回ご紹介した3つのポイントに気をつけて、適切なキャットフードを選ぶようにしてくださいね。