子猫からシニア猫まで!ドライキャットフードの正しい与え方とは?

猫ちゃんに餌をあげるとき、おいしそうに食べているのを見ると心なごみますよね。
でも、暫く経つと、エサが足りなかったとばかりに、催促のおねだりをする猫ちゃんも多いようです。

フードの与えすぎは肥満の原因ともなりますので、そこは心を鬼にして断固としてあげないようにしないとなりません。
それでも、かわいくて、ついつい甘やかしてしまう…。

そんな時に気になるのが、猫ちゃんにあげるドライキャットフードの量や与える回数ですよね。
そこにはなにか決まりがあるのでしょうか?

猫ちゃんに与えるドライキャットフードの分量とは?

ドライキャットフードの箱や袋の裏面には、一日にあげる分量が必ず記載されています。
その量の通りに与えたらいいのでは?と思うかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

猫ちゃんにドライキャットフードを与えられるのは、ミルクを卒業した生後1ヶ月以降です。
その後は、離乳食としてベビーフード(キトン)を与えるのが普通です。
しかし、ドライキャットフードをそのまま与えることはできませんので、水やミルクでふやかしてあげます。

子猫は生後6ヶ月で子供を作ることができるようになり、それから1年位で成猫になります。
子猫のうちは一回に食べる量が多くないので、回数を多く与えます。
そして大人になるにつれて、回数は徐々に少なくなっていきます。

また、カロリーの摂りすぎや病気などで、肥満になってしまった猫ちゃんの場合は、カロリー制限をしながら、こまめにあげる必要性も出てきます。

子猫のドライキャットフードの与え方

子猫の場合は一番の成長期なのでたくさんの栄養が必要です。
子猫の場合、一回の食事のカロリーの目安は、以下の計算式で計算できます。
100~200kcal×猫の体重=一日に必要なエネルギー量
一日に必要なエネルギー量÷食事回数=一回に必要な食事量

100g=400kcalのキャットフードの場合、離乳食が食べられる頃になった生後1ヶ月目は1回の分量が4g程度、2ヶ月で6g、3ヶ月で13g、半年ほどになれば35g程度で、1日4回与えるようにしましょう。

1ヶ月くらいの頃は、一日の摂取カロリーが100kcal程度ですが、半年頃には400kcalが必要となります。

成猫に与えるドライキャットフードの回数と量

成猫は生後1年経った猫のことを言います。
この頃になると、体もしっかりと筋肉質になり、よく動くようになります。
その分お腹がすくことも多くなるでしょう。

体が大きくなるのと同時に、胃も大きくなるために、たくさんのエサを食べることができます。
そのため、子猫の時と比べると、1回に食べる量が増えて、食べる回数は少なくなります。
大体、一日2~3回位を目安として与えましょう。

成猫の場合、一回の食事のカロリーの目安は以下の計算式で計算できます。
80kcal×猫の体重=一日に必要なエネルギー量
一日に必要なエネルギー量÷食事回数=一回に必要な食事量

5kgの猫ちゃんの場合ですと、一日に必要なエネルギー量が400kcalで、食事量が3回ですと1回の量が約133kcalです。
(2回与える場合はまた違ってきます)

老猫(シニア猫)に与えるドライキャットフードの回数と量

猫ちゃんも生後7年くらい経ってくると、シニア猫や、老猫と呼ばれる年となってきます。
体の大きさが大きくはなっても、老けているというのはわかりにくいですよね。

ですが、動きが鈍くなってきたり行動が落ち着いてきたりするので、確実に老化は行動に現れてきます。
健康のためにもエサを与える量に気を付けたいものですね。
シニア猫の場合も与える回数は3回になります。

シニア猫の場合、一回の食事のカロリーの目安は以下の計算式で計算できます。
60kcal×猫の体重=一日に必要なエネルギー量
一日に必要なエネルギー量÷食事回数=一回に必要な食事量
5kgのシニア猫の場合ですと、一日に必要なエネルギー量が300kcalで、食事量が3回ですと、1回の量が約100kcalです。

こちらはあくまで目安であり、シニア猫になってくると、一回の量をあまり食べなくなってくるかもしれません。
その場合は、猫ちゃんに合わせて1回の食事量を少なくして、食事回数を増やしてあげてください。

太った猫ちゃんの場合はどのように与えたらいい?

ずっと家で飼っているような完全な家猫ちゃんの場合、どうしても運動不足などで肥満になってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、ただ食事を与えなければいいのでしょうか?

太ってしまった猫ちゃんの場合は、一回の量を少なくして、回数を多く与えることがポイントです。
お相撲さんが一日2回の食事で体重を増やすのと、まったく逆の原理ですね。
肥満猫ちゃんの場合は、一日に4回くらいを目安に与えるといいでしょう。

肥満猫の場合、一回の食事のカロリーの目安は以下の計算式で計算できます。
40kcal×猫の体重=一日に必要なエネルギー量
一日に必要なエネルギー量÷食事回数=一回に必要な食事量

10kgの肥満猫ちゃんの場合、一日に必要なエネルギー量が400kcalで、食事量が4回ですと、1回の量が約100kcalです。

太った猫ちゃんの場合は、カロリーオフのダイエット用のドライキャットフードなどが売られていますので、そのようなフードを利用するといいですね。

ドライキャットフードは別メーカーのものを混ぜてはいけない!

キャットフードについていろいろ調べていると、安いものは安いなりの原料を使っていることがわかってきます。
そんな時に、猫ちゃんの体のために良いプレミアムフードに変えたいと思うのは、かわいい猫ちゃんを持つ親心でしょう。

しかし、フードを変えて与えるときは他のメーカーのものを混ぜて与えることはおすすめできません。
それぞれのメーカーにより、配合など栄養バランスを考えて作られているので、他のフードと混ぜることで、そのバランスが崩れて十分な栄養が摂れなくなるからです。

猫は思っている以上に、同じフードを食べ続けても飽きないものです。
少し食べなかったからといって、頻繁にフードを変えるのは避けた方がいいでしょう。

ドライキャットフードを与えるときは、月齢や体重を基準にしよう

普段何気なくあげていたドライキャットフード、きちんと箱や袋の裏を見てあげている飼い主さんはどのくらいいるでしょうか?「もっと食べたいよ~」と可愛くおねだりする猫ちゃんを見ていると、ついつい甘やかしそうになってしまいますが、こちらの記事を参考にして、その猫ちゃんに合った量や回数を、きちんと与えるようにしてくださいね。

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