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キャットフードの原材料(コーングルテン)

キャットフードの原材料にとうもろこしやコーングルテンが含まれていると、危険で粗悪なという言葉で紹介されていますが、実は優れた栄養成分なのです。

コーングルテンは、とうもろこしからコーンスターチを製造する過程で発生する副産物です。
とうもろこしの種子から約9%含まれるタンパク質を抽出したもので、抽出されたタンパク製品には、タンパク質約60%、糖質約22%、脂質約6%、食物繊維約1%、ミネラルなどその他の成分が約3%含まれています。
タンパク質というと肉をイメージしますので、鶏肉や豚肉、ラムやダックという名前を見るだけでいいものだと判断されます。
しかし、原材料としては使用量の多い肉から記載されているのですが、生肉の約60~70%は水分ですので、タンパク質としてはその内の約20%しか含まれていません。
それに対してコーングルテンは、水分や骨も含まず、約60%が良質なたんぱく質なのです。
優れた原材料の条件は、肉かとうもろこしかというよりも、猫に必要な栄養素を充分に含んでいるということです。

また、肉のタンパク質に含まれるアミノ酸とコーングルテンのタンパク質に含まれるアミノ酸は組成が異なり、コーングルテンのタンパク質に含まれるアミノ酸組成には偏りがあって栄養価値が低いということも言われますが、植物性のタンパク質でも十分消化吸収できます。
最近ペットフードに多く使われる大豆も、豆腐として食べるよりも、ペットフードのタンパク質抽出技術で加工されたものは消化率90%以上で、肉の消化吸収率よりも優れています。
そのため、良質なキャットフードや、ケアを必要とする猫の療法食に多く使われています。
コーングルテンのアレルギーを心配される方もあります。

確かにタンパク質ですから、アレルギーの原因となる可能性はあります。
しかし、アレルギー反応は肉のタンパク質に対して発生することが多く、小麦グルテンのような過敏症を起こす可能性は低いものです。