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食いつきのいいキャットフードの選び方

猫がご飯を食べなくなると、気になるものです。
健康面からも好ましくないことです。
ドライタイプのキャットフードは長期保存が可能ですが、開封後すぐに酸化が始まりますので、日を追うごとに風味は失われ、嗜好性は落ちていきます。
そういう時は、ウェットタイプのキャットフードが有効です。
ウェットフードは水分が約75~85%と多く、水分補給にもなり、水分の多いものほど嗜好性が高くなっていますので、食いつきがよくなっています。
とくに、魚を使用したものは自然な食感もありますので、好みます。
総合栄養食のウェットフードは、ビタミンやミネラルなどもバランス良く配合されており、栄養面での心配はありません。
フレークタイプやパテ、スープタイプなど様々ありますが、総合栄養食であれが、フードと水だけを与えれば十分です。

また、ウェットフードでも食いつきが悪い場合、ムースタイプは、針のない注射器などでの強制給餌もできますので便利なものです。
ウェットフードのマイナス面としては、一旦開封すると傷みが早いため、冷蔵庫保存でも1~2日が限度です。
ドライフードよりも価格面で高くなりますので、経済的な負担も大きくなります。
猫の食事は人の食事以上に大切です。
栄養分を摂取しないと、皮下脂肪などの身体に蓄積された脂肪をエネルギーに変えようと、肝臓に運ばれます。
しかし、その脂肪をエネルギーに変えるためのタンパク質やビタミン、ミネラルが入ってきませんので、脂肪は燃焼されずに肝臓に蓄積されてしまいます。
脂肪肝です。
猫は3日食事をしないと脂肪肝になります。
身体が小さい分、限度が短いと考えてください。
急激に肝機能は衰え、最悪、死に至ります。

猫が食事をしない場合、「2~3日様子を見よう」は命取りになりかねません。
すぐにウェットフードを与え、そのままでは食べないのであれば、人肌ほどに温め嗜好性を高めたりします。
スープタイプのスープだけでも飲ませます。
それでも食べなければ、強制給餌をします。
強制給餌は無理やり食べさせることですが、栄養を取らせるという意味もありますが、少しでも食物を胃に入れることで、刺激を与え、食欲を呼び覚ますということです。
もし、これらの方法でも食べないようであれば、すぐに動物病院を受診すべきでしょう。

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