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七面鳥・鴨など、鶏以外の鳥を使ったキャットフードの特徴

キャットフードで猫ちゃんの食いつきがいいのはチキンですが、一般的にチキンと言われる鶏肉以外の鳥といったら、七面鳥や鴨などが多いです。

七面鳥といえば私たちがクリスマスで食べるターキーのことですね。
鴨肉は脂がとても多くておいしいですが、キャットフードに使われている鴨肉も同じような味なのでしょうか?

七面鳥や鴨などを使ったキャットフードを与える機会は、あまりないかもしれませんが、アレルギーを起こしやすい猫ちゃんには良いお肉ともいわれています。
今回は、七面鳥や鴨など、鶏以外の鳥を使ったキャットフードの特徴についてご紹介していきます。

七面鳥を使ったキャットフードの特徴とは?

鶏肉の中でも七面鳥は猫ちゃんが好む味わいがあり、大変食いつきがよいことで知られています。
その特徴としては、高タンパク・低カロリーであり、豊富なミネラル分を含んだ上に低アレルギーという所です。
一つずつ見ていくことにしましょう。

(1)高タンパク・低カロリー
一般的な鶏肉に比べると、七面鳥は脂肪分が少なく低カロリーです。
そしてタンパク質が多いことから、肥満気味の猫ちゃんにおすすめしたい鶏肉です。
鶏肉の中でも特にささみは低脂肪なことで知られていますが、七面鳥はささみよりも脂肪が少ないといわれています。

(2)ミネラル分が豊富
七面鳥には鉄や亜鉛、セレンなどのミネラル分が豊富に含まれています。
鉄は赤血球のヘモグロビンの構成要素であり、貧血を予防する効果が期待できます。
亜鉛は、皮膚や粘膜を維持するのに大切なミネラルです。

特にセレンは強い抗酸化作用を持っていて、ビタミンEと似たような働きをします。
免疫力を高めて発がんを抑制する効果も期待できます。

(3)低アレルギー
猫ちゃんがアレルギーを引き起こすときは食物アレルギーが多く、キャットフードに含まれている原材料の中の、タンパク質に反応するといわれています。

このような原材料には鶏肉も多いのですが、鳥の中でも特に七面鳥はアレルゲンになる可能性が低いといわれています。
そのため、食物アレルギー対応の療法食の原材料として使われることが多いです。

鴨を使ったキャットフードの特徴とは?

鴨を使ったキャットフードも、七面鳥と同じような特徴があります。
基本的には高タンパク、アレルゲンとなる可能性が低いことが挙げられますが、その他にもビタミンB1、B2、ミネラル分、コラーゲンが豊富です。

鴨は七面鳥と比べて脂肪が多いので、肉食動物で脂質を好み、脂肪の吸収率のいい猫ちゃんにとっては、大変食いつきのいい食材といえるでしょう。

ビタミンB1、B2が豊富

鴨肉は脂肪が多いですが、ビタミンB2が脂質の代謝を促してくれることから、猫ちゃんが肥満になるのを防ぐ役割があります。
ビタミンB1、B2が不足すると、食欲低下や吐き気、皮膚や目の炎症を起こす可能性があります。

そのため、ビタミンB1、B2を豊富に含んだ鴨肉は、猫ちゃんの健康維持に役立つ食材です。
コラーゲンはきれいな毛並みを保つのに効果を発揮します。

鶏肉よりアレルギーは出にくい

鴨肉も七面鳥と同じく、一般的な鶏肉と比べるとアレルギーが出にくい食材といわれていますが、時々、アレルゲンの構造が似ていることで抗体が識別できないことによる、アレルギーが起こる可能性も挙げられます。
この現象を交差反応と呼びます。

これは食材としてのチキンや七面鳥、鴨肉のみにとどまらず、加水分解されたもの(食べやすいように分解された食材)に対しても起こると言われています。
このような場合は、全く違う食材を使ったキャットフードに変える必要があります。

七面鳥や鴨を使ったキャットフードは安全?

七面鳥や鴨を使ったキャットフードが、大変高タンパクであり、低アレルギー食材だということ、特に七面鳥は脂肪が少ないことでよく知られているささみよりも、低脂肪なことがわかりました。

では、七面鳥や鴨を使ったキャットフードが安全なのかといえば、イエスです。
七面鳥や鴨は、放し飼いのような自然飼育されていることも多く、食材はもちろん、添加物なども一切使っていないプレミアムフードによく使われています。

また、猫ちゃんにアレルギーが出たときも、アレルギー対応の療法食としても選ばれる食材であることから、健康維持に最適な食材といえるでしょう。

まとめ

七面鳥や鴨を使ったキャットフードはあまりなじみもなく、猫ちゃんにとっておいしいものなのか、食いつきの良いものなのかなど気になることも多いかと思います。

しかし、良質なタンパク質がたっぷり摂れること、低脂肪であり肥満の予防になる要素があること、アレルギーにも対応した食材であることからも、猫ちゃんの健康維持に優秀な素材です。

普段与えているキャットフードの味に飽きた猫ちゃんに、ご褒美的に与えてみるといいかもしれませんね。

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