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ドライキャットフードにお水は欠かせない!猫にぴったりの飲用水とは?

猫ちゃんの先祖は、元々砂漠の乾燥地帯で暮らしていたため、脱水に強く、それほど水を飲まなくても生きていけます。
それでもおうちで飼っている猫ちゃんの場合は、飼い主さんであるあなたが、水分量やお水の種類などをよく理解して、適切にあげる必要があります。

あなたの猫ちゃんにはどんなお水をあげていますか?
水道水は体に悪いからといって、ミネラルウォーターなどの少し良いお水をあげていませんか?
しかし、人間にとって「良いお水」と思われる物にも、意外な罠が潜んでいたのです!

今回は、猫ちゃんのために適切な飲用水の選び方をご紹介していきます。

ドライキャットフードをメインにあげるときには水は欠かせない!

ドライキャットフードは様々なメリットがあるため、日頃の餌として利用している飼い主さんも多いでしょう。
しかし、ドライキャットフードの水分は10%以下ですので、気をつけていないと猫は水分不足になりがちです。

ドライキャットフードをあげるときは、常にたっぷりのお水をそばに置いておくようにしてあげてください。
では、具体的にはどんなお水を選んだら良いのでしょうか?

水道水はカルキが入っているから猫ちゃんに向いていない?

水道水に含まれているカルキは、発がん性物質の「トリハロメタン」が怖いので、カルキを除去しないと飲ませられない、と思っているあなた。
それは少しお水に対して敏感になり過ぎていますよ。

なぜかと言いますと、日本の水道水は、水道局がしっかり水質管理しているので、思っている以上に安全なのです。
常に水質基準値以下となっています。

ただ、猫ちゃんに与えるときは、カルキ臭が原因で飲まない場合があるので、一度煮沸させるか、備長炭を入れるなどの方法でカルキ臭を取ることをおすすめします。
しかし、塩素が入っているお陰で、雑菌が繁殖しないメリットがあることも視野に入れておきましょう。

ミネラルウォーターは体に良さそうだからあげても大丈夫?

最近では実に色々な種類のミネラルウォーターが売られていますので、お水を飲むときはミネラルウォーターと決めている方も多いのではないでしょうか。
ミネラルウォーターは山の湧き水や地下水などを、加熱・殺菌処理したお水なので、当然カルキ臭はしません。

人にとっては、水道水のような人工的な処理がされていないので、安心して飲めるとの認識があるかもしれません。
しかし、ミネラルウォーターにはその名の通りミネラル(ナトリウム、カルシウム、マグネシウム)を含むお水です。

人間にとってはミネラルをタップリ摂れて良いお水であっても、猫ちゃんにとって、過剰なミネラルの取り過ぎは、結石になってしまうリスクを高めます。
特にマグネシウムを大量に摂るのは大変危険です。

ただし、ミネラル分の少ない軟水であれば、飲ませても大丈夫です。
ミネラルの多い硬水は絶対にあげないでください。

浄水器の水は猫ちゃんのためには良いの?

浄水器のお水は、その名の通り水道水を濾過したお水のことです。
蛇口の所に専用のカートリッジをつける形の物がよく知られていますね。
この浄水器も、水道水のカルキを抜くことが出来るので、安全と思われていることが多いでしょう
また、浄水器はカルキを抜くだけではなく、猫ちゃんにとって危険なミネラルも除去するため、通常の飲用水としてあげるのに適しているといえます。
最近では、人間だけではなく、犬猫用の浄水器も販売されています。

ただし、浄水器のお水を使う時に気をつけて欲しいこととして、カルキを抜いてしまう分、雑菌が繁殖しやすいので、こまめに取り替えることが必要です。

猫ちゃんの体のためにもっと拘りたかったら水素水

猫ちゃんの飲むお水は、基本的に水道水でも大丈夫なのですが、水素水を使うと、さらに健康のために一役買ってくれるでしょう。
水素水は、最近人間が飲むお水としても優秀なお水と言われていて、ミネラルを含まないので安心して猫ちゃんの飲用水として使えます。

気をつけて!猫ちゃんのミネラルの取り過ぎによる泌尿器疾患!

猫ちゃんにミネラルがダメと言っても、全くゼロでも丈夫に育ちません。
しかし、ミネラルウォーターが体に良さそうだからと言って、硬水のミネラルウォーターを飲用水として与えていると、尿路結石などの病気を患ってしまうことがあります。

おしっこが少なかったり、トイレの前でうろうろしていたり、うずくまったりしていたら要注意です。
特におしっこが全く出なくなると、数日で死に至る恐ろしい病気です。
直ぐに動物病院に連れて行くようにしてくださいね。

猫ちゃんの体を守ってあげられるのは飼い主さんだけ!

ドライフードと一緒にお水を置いているからと言って、必ずしもきちんと飲めているかはわかりません。
飼い主さんは、猫が十分な水分補給ができているか、食事の様子を見守るようにしてください。
猫ちゃんは言葉が話せないので、何か異変があってもあなたに伝えることが出来ないのです。
どうかいつも気にかけてあげて、猫ちゃんのために適切な飲用水を与えてあげてくださいね。

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