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キャットフードの原材料(魚油)

キャットフードの原材料魚油は、エネルギー源や体内で生成することのできない必須脂肪酸を取り入れるため、そして、嗜好性を高めるために利用されます。
魚油は、ニシン、サバ、イワシ、マグロ、カツオ、サンマ、ブリなど大量に摂れる魚から抽出されています。
他の動物脂肪と異なり、パルミチン酸やステアリン酸、ミリスチン酸、アラキドン酸、オレイン酸、ヘキサデセン酸に合わせ、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3不飽和脂肪酸を含んでいます。

飽和脂肪酸は猫の活動のエネルギーになり、使われずに余った脂肪酸は中性脂肪として体内に蓄積されます。
不飽和脂肪酸は体内で生成することのできない必須脂肪酸で、細胞膜やホルモンを構成する重要な働きをします。
不飽和脂肪酸のうちオメガ6脂肪酸は、様々なホルモンを作りますが、とくに、関節炎や免疫炎症などの炎症を起こしたときに発生するホルモンを作ります。
オメガ3はオメガ6の合成を抑える抗炎症作用があります。
両方のバランスが取れることで、健康が維持されます。
また、オメガ3にはEPA、DHAなどが豊富に含まれています。
血中コレステロールの増加を抑制し、血液をサラサラにします。
血液の流れが良くなると、血液中の糖を筋肉や脂肪細胞に運ぶインスリンの働きも良くなり、過剰な分泌も抑制されて太りにくくもなります。
さらに、抗凝結作用や血管拡張による降圧作用などもあり、心臓や腎臓への負担も軽減されます。
アレルギー反応の緩和や老化防止などの健康への効果も期待されています。
細胞膜の形成に有効な作用もあり、人ではスキンケア、猫では皮膚や被毛の健康維持のためにも使われています。

魚油は胎児の正常な成長と発達に重要な神経細胞の細胞膜構成成分として働くため、妊娠中の猫や子猫にとっても不可欠な成分です。
また、妊娠授乳期の母猫が補給することで、子猫の食物過敏症も減少するという報告もあります。
ですから、妊娠授乳期や子猫用のキャットフードに多く使われています。
こちらでは魚がメインのキャットフードが紹介されています。
猫=魚
というイメージがあるように、猫には魚が欠かせません。

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