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キャットフードの原材料(小麦)

小麦など猫が苦手とされる穀物を含むのは量増しのためで、劣悪なフードとする方がありますが、そうではありません。
適切に加工された穀物は猫にとって必要な栄養素を含んだ素晴らしい栄養源だから、多くのキャットフードメーカーが使用しているのです。
メーカーによって程度の差はありますが、小麦から生成されるタンパク質は余分な食物繊維や脂肪分を取り除き、消化吸収率が高められています。
未加工の豚肉よりも高い90%以上という消化率の製品もあります。
タンパク質の他にもビタミンB1、B2、B6や、鉄分やカルシウムなどのミネラルも多く含んでいます。

加水分解した小麦グルテン(たんぱく質)は、筋肉の損傷に抑制や血圧調節、慢性肝炎の軽減、免疫機能の向上などの働きがあります。
加水分解された小麦グルテンは筋肉の増強や免疫力の維持にも効果があるため、人ではアスリートやボディビルダーのサプリに使われ、猫では少ない食事でも必要なエネルギーが摂取できる療法食などに使われています。
小麦の表皮には不溶性のポリフェノールも多く含まれており、猫の活動リズムの改善や肥満、耐糖能異常の抑制効果もあります。
また、フードの粒の形を整えるのにも役立っています。
ハンバーグをつなぎを入れずに作りますか。
つなぎを入れないハンバーグは、見た目もラフですが、口にするとぼそぼそと食感もいいものではありません。
パン粉や他の材料を入れることで、見た目も滑らかで、口当たりも良く、美味しいハンバーグになります。
キャットフードにも適量の小麦を配合することにより、栄養価も高くなり、フードの形を整え、食感がいいものになっています。

食物アレルギーを懸念する声もありますが、人と違い食物アレルギーの原因は、食べ物に含まれるタンパク質が主な原因といわれています。
どのタンパク質が原因となっているかは、個体により違いますので特定はできませんが、米や小麦に含まれるタンパク質は量的にも少なく、可能性は低いものです。
猫が起こすアレルギーについて下記サイトで詳しく解説されています。
参考URL http://www.caro.jp/hikiokosu.html
併せてご覧ください。

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