キャットフードの種類は変えても大丈夫なの?フードを変えたいときのコツを教えます!
今まで食べていたキャットフードを、猫ちゃんが急に食べなくなってしまった、猫ちゃんが病気になってしまって、療養食に変えないといけなくなってしまった、飼い主さんの気分で違うキャットフードに変えたいと思うこともあるでしょう。そんな時に、今までのキャットフードを違う種類に変えて大丈夫なのでしょうか?変えるときのコツなどはあるのでしょうか?
今回は、キャットフードの種類は変えても大丈夫なのか、そして変えるときのコツについてご紹介していきます。
キャットフードの種類を変えるのはOKなのかNGなのか?
様々な事情により、キャットフードの種類を変える必要もあると思います。そんな時に、種類を変えていいのかどうかといえば、その答えはOKです。
ただし注意するのは「総合栄養食」を必ず主食に与えるということです。
ドライキャットフードはそのほとんどが「総合栄養食」と呼ばれ、そのフードとお水だけで、猫ちゃんが必要な栄養素が全て摂取できます。
そのため、ドライキャットフードのみだった食事を、急にウェットキャットフードのみに変えるというのは、考えないとなりません。
ウェットキャットフードは、一般食や副食といった、ドライキャットフードの補足的な存在なので、総合栄養食であるドライキャットフードほどの栄養を満たすことが出来ません。
そのため、新しいウェットキャットフードを与えたいときには、必ずドライキャットフードのトッピングや、おやつとして与えましょう。
猫ちゃんは環境の変化に敏感、消化不良になることも
総合栄養食であるドライキャットフードを、違う種類のドライキャットフードに変える場合は特に問題もありませんが、切り替えるときには慎重に変えていかないとなりません。猫ちゃんは環境の変化に敏感なこともあり、急に新しいキャットフードに変えてしまうと、ショックを受けたりビックリしたりして、食べてくれなくなる恐れもあるからです。
また急に、今までと違うキャットフードに変えると、消化器官に負担がかかってしまい、食べた後に嘔吐や下痢を起こすなど、体調不良に陥るかもしれません。
新しいキャットフードに変えたいときは、猫ちゃんの様子を観察しつつ、1週間くらいかけて少しずつ切り替えるようにしてください。
初めは少し混ぜて、慣れてくるようであれば半量ずつにしてみる。
そして最終的には、全て新しいキャットフードに変えるようにするのです。
このときに、全く違うメーカーのフードではなく、なるべく同じメーカーのキャットフードに切り替えてみるのもいいでしょう。
同じメーカーのフードなら、似たような特徴がありますので、それほど違和感なく、スムーズに切り替えられるものです。
キャットフードは普段から色々な種類を与えておこう!
常に同じキャットフードを与えていると、いざ違う種類のキャットフードに変えたいときに、中々うまく切り替えられないこともあります。このようなことを防ぐためには、普段から、色々な種類のキャットフードを用意して、日替わりであげてみるなどの工夫も大切です。
基本のドライキャットフードはなるべく変えずに、一般食や副食の役割をする、ウェットキャットフード(パテ、フレーク、スープタイプなど)をトッピングしてみたりして、違うキャットフードの味に慣れさせておくことで、違う種類のキャットフードに変える必要性がなくなることも考えられます。