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手作りキャットフードを作るときに気をつけたい5つのポイント

猫ちゃんを愛してやまない飼い主さんであれば、毎日の猫ちゃんの食事を、手作りのごはんにすることは憧れの一つではないでしょうか?

キャットフードについて調べていると、市販の安価なキャットフードは危険な添加物や、猫ちゃんに必要のない穀物が使われている可能性が高いという現状がわかります。
それでも無添加キャットフードは値段が高くて中々手が出せないという場合があるでしょう。

そんな時に、飼い主さん自らが新鮮な材料を選んで、作りたてのごはんを猫ちゃんに与えることができたらどんなに素敵でしょう。
そこで今回は、手作りキャットフードを作る際に気をつけたい5つのポイントについてご紹介していきます。

手作りキャットフードを作るときの5つのポイント

新鮮な食材を使うこと

手作りの食事を与える最大のメリットは、新鮮な食材を飼い主さんが自ら選べることにあるでしょう。
市販のキャットフードは、賞味期限こそありますが、作りたてをすぐに与えることはできません。

手作りキャットフードは、できるだけその日に買ってきたものを使って、一度に食べきれる量を作ることが大切です。
一度フードを出してもし、猫ちゃんがすぐに食べなかった場合は、どんどん鮮度が落ちてしまうので、出しっ放しにしないで下げてしまうことも考えないとなりません。

尚、豚肉はしっかり火を通さないとトキソプラズマという寄生虫が潜伏している恐れがあります。
トキソプラズマは、猫ちゃんの糞から人間に感染しますので注意が必要です。

猫ちゃんが食べてはいけない食材を知ること

好きな食材をあげられることが、手作りごはんの醍醐味だと感じる飼い主さんも居るかもしれませんが、人間にとっては大丈夫な食材でも、猫ちゃんにとっては危険な食材もあることを知っておきましょう。

タマネギ・ニラ・にんにく、らっきょうなどのネギ類

猫ちゃんの血液の中の赤血球を破壊する成分「アリルプロピルジスルファイド」が含まれていて、摂取すると嘔吐や下痢、血尿や貧血、呼吸困難を起こします。
火を通したものでも危険で、腎臓にも負担をかける恐れがあります。

生のイカ、タコ、エビ、貝類

これらの食材は加熱すれば大丈夫なのですが、生のままだと「チアミナーゼ」という酵素が、ビタミンB1を破壊するといわれています。
ビタミンB1が不足するとふらつきや麻痺など、神経系の働きに支障が出ます。
必ず加熱して与えるようにしましょう。

ナス科の野菜やほうれん草、アボカド・ブドウなど

ナス科の野菜である、ナス、トマト、じゃがいも、ピーマンなどは「ソラニン」という成分が猫ちゃんの神経に作用する毒物です。
人間には害がありませんが、身体の小さな猫ちゃんには致命的です。

また、ほうれん草にはシュウ酸が含まれているので、シュウ酸尿路結石になりやすく、アボカド、ブドウなどの果物は下痢や嘔吐、呼吸困難を起こすといわれています。
摂取量や体質にも寄りますが、注意するに越したことはありません。

その他、手作りキャットフードには使うことはない材料ですが、チョコレートはテオブロミンという成分が中毒症状を起こすといわれており、異常な興奮状態が起こることから下痢や嘔吐、麻痺が起きる可能性があります。
最悪死に至ることもあるので気をつけましょう。

調味料や塩分に気をつけること

醤油や味噌などの調味料はもちろんのこと、ハムやベーコン、かまぼこなどの加工品は、猫ちゃんにとって塩分過多となります。
塩分(ナトリウム)が多いと、腎臓の負担になりますし、香辛料のような特に辛いものは刺激が強すぎて、消化器官に異常を起こします。

動物性タンパク質を摂れること

猫ちゃんは完全なる肉食動物なので、たくさんの動物性タンパク質が必要です。
私たち人間の4~5倍もの動物性タンパク質がいるとされています。
そのため、メインとなる食材はお肉とお魚で、その他、トウモロコシやお米、小麦などの穀物は必要ないものです。

手作りキャットフードの材料も、お肉(お魚)6:野菜4の割合で作るようにしましょう。
また、猫ちゃんに必要な摂取カロリーもしっかり把握しておく必要があります。
子猫の場合は200kcal、成猫の場合は体重×80kcalで計算します。

アレルギー成分に気をつけること

市販のキャットフードでも穀物が多く含まれていると、食物アレルギーを起こしやすいといわれています。
そのため、手作りキャットフードを作るときにも、食材に穀物は使わないように気をつけましょう。

その他、元からアレルギー体質とわかっていて、アレルゲンがある程度特定できている場合は、それらの食材を使わないように注意するなどの配慮が大切です。
中には動物性タンパク質がアレルゲンとなっている場合もあるので、事前に動物病院で検査するといいでしょう。

手作りキャットフードの醍醐味は作りたてをあげられること

市販のキャットフードは材料を信頼できなかったり、添加物が心配だったりして、できることなら手作りのキャットフードを与えたいと思うのは、猫ちゃんを大切に思うからこその親心でしょう。

そして、何より飼い主さんが選んだ新鮮な食材で作った食事を、作りたての温かい状態であげられる。
こんな幸せなことはありませんよね?ただし、手作りキャットフードは栄養バランスが難しいので、毎日ではなく、時々与える楽しみにするといいでしょう。

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