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ウェットキャットフードにタイ産が多いのはなぜ?

日本人である私たちは、日本国産の原料を使って作ったものは安心で安全、美味しいものというイメージがあります。
そのため、外国産と聞くと少し不安になってしまうこともあるでしょう。

キャットフードの中でもウェットキャットフードのほとんどは、タイ産と表示されていることが多いです。
それはなぜなのか?猫ちゃんのためにタイ産のキャットフードはいいものなのか?大切な猫ちゃんが食べるものですから気になりますよね?

そこで今回は、ウェットキャットフードにはタイ産が多いのはなぜなのかをご紹介していきます。

猫缶(ウェットキャットフード)とツナ缶との関係とは?

猫ちゃんの大好きなウェットキャットフードは、缶詰やパウチなどがありますが、缶詰が最も多いといえるでしょう。
実は、猫ちゃんの食べるウェットキャットフードはツナ缶を作るついでに作られているのです。

ツナ缶にはマグロを使いますが、同じマグロでも、人間用のツナ缶では使わない血合いやフレークの部分が猫用に使われています。
魚の血合いの部分は、好きな方も多いでしょうし、栄養も豊富なことが知られています。
しかし、一般的にはツナ缶に血合いの部分は使用しないために、この部分は除かれて猫缶用の材料となるのです。

ツナ缶の材料となるマグロには、小型マグロが使われていて、日本のツナ缶の生産静岡県が99.9%を占めています。
そしてツナ缶で有名なメーカーはツナ缶の他にも、ウェットキャットフードを販売しているメーカーとしても有名です。

私たちが食べるツナ缶は、日本で作ることが出来るので輸入をすることはありませんが、キャットフードに限ってはかなりの数を輸入しています。
その輸入先がタイです。

なぜタイ産のキャットフードが多いのか?

タイは、海に面した国でたくさんの魚が捕れることが知られています。
特に、ツナ缶に使われる小型マグロの漁獲量が多いのです。

しかし、実際タイ国内での消費量はとても少ないために、ツナ缶に加工して輸出されるようになりました。
ツナ缶の人気は高く、現在ではタイで獲れる魚だけでは追い付かず、原料のほとんどを輸入に頼るようになっています。
日本でも大量の魚をタイに輸出して、タイで加工されたツナ缶を輸入しています。
ツナ缶を作るためには大量の人出が必要なのですが、タイは人件費が安いため、ツナ缶を作る工場に適しているからです。

猫ちゃんの食べるウェットキャットフードはマグロの2/3が使われるので、タイからしても、旨みのある商売といえるでしょう。

タイのツナ缶工場は日本に比べて安全なのか?

日本人からすると、海外の工場よりも日本の工場の方が安全ではないかと思われがちですが、タイは食品衛生について徹底されており、国際市場でも引けを取らない高い水準といわれています。

タイの工場は1980年代から運営されており、ツナ缶の需要が多いことからわかるように、タイの工場は大変忙しい現場です。
そのため効率的に仕事ができるように、常に整理整頓されていて、きれいに掃除されているのです。

ウェットキャットフードがタイ産なのにはわけがある

私たちは原産国や工場が海外だと聞かされると、途端に不安になって批判したくなりがちですよね。
しかし、ウェットキャットフードの場合は、私たちが食べるツナ缶を作る材料と同じマグロの一部が使われていることを思えば、材料面でも心配はありません。

また、タイの工場はツナ缶の需要と比例して大変活発な工場ですので、効率よく出荷できるようにしっかり清掃もされ衛生管理されているのです
猫ちゃんの大好きなウェットキャットフードは、タイで作られていることが多いですが、しっかりした情報を得ることができれば、安心して食べさせてあげることができるでしょう。

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