※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

キャットフードが酸化しないように保存する3つの方法とは?

あなたの飼っている猫ちゃんの主食には、ドライキャットフードを与えていますか?
それともウェットキャットフードでしょうか。
いずれにしても、キャットフードは封を開けてから、直ぐに酸化が始まっているのです。

キャットフードのメーカーも、ドライフードであれば基本的に封を開けて1ヶ月程度で食べきることを前提に作っています。
1匹飼いの場合でも、大抵は1ヶ月もすれば食べきってしまうでしょう。
また、ウェットキャットフードであれば開封後はせいぜい一日しか保存できません。

しかし、その間にもたくさんの空気に触れることによって酸化してしまうのです。
猫ちゃんの健康の為にも、できるだけ酸化していないフードを食べさせてあげたいですよね?
そこで今回は、キャットフードが酸化しないように保存する3つの方法をご紹介していきます。

キャットフードの酸化はパッと見ただけではわからない

キャットフードは空気に触れると酸化します。
酸化とは、キャットフードに含まれている脂質が空気に触れることにより起こる現象です。
このように脂肪が酸化することによって、過酸化脂質という悪玉コレステロールに変化します。

悪玉コレステロールは人間にとっても悪いものということは、よく知られていることですよね。
少しずつでも摂取し続けると体に蓄積されていき、猫ちゃんの下痢や嘔吐を引き起こし、ゆくゆくはアレルギーやがんなどの疾患につながる恐れもあります。

キャットフードは酸化しても見た目ではわかりにくく、触ってベタベタするくらいになったら完全に酸化しています。
そこまでいかなくても、キャットフードは封を開けてからすぐに酸化が始まるので、できるだけ早く使い切ることが大切です。

酸化させないために…キャットフードの基本的な保存方法とは?

キャットフードのメーカーが掲げている保存方法は4つあります。

〇直射日光の当たらない場所で保存すること
〇高温多湿を避けて保存すること
〇封を開けたらしっかり閉じて密閉すること
〇温度変化を避けて保存すること

この基本的な4つのことを守っていれば、袋に入れたままでも保存ができますが、それでも酸化しないわけではありません。
これらの基本に沿う保存方法は、日の当たらない冷暗所に置くということです。
箪笥の戸棚の中や床下などがオススメです。

飼い主さんの中では、このことから冷蔵庫に保存する方もいますが。
冷蔵庫の場合、出した時の温度差が生じますので、あまりオススメできない方法です。

ただし、ウェットキャットフードの場合は、一度に食べきらなければ保存する必要がありますので、どうしても冷蔵庫での保存となるでしょう。
この場合は、缶やパウチに入れた状態ではなく、必ずタッパーやお皿に移し替えて、ラップをして保存するようにしましょう。

ウェットキャットフードは生ものですので、冷蔵庫で保存しても翌日には使い切る必要があります。
それでも残る場合は、潔く捨ててください。

酸化を防ぐ!ドライキャットフードの3つの保存方法とは?

市販のドライキャットフードは基本的に酸化防止剤や防腐剤が入っているので、メーカーが提示している方法を守れば、袋のままでも常温で保存できます。

多頭飼いのようにたくさんの猫ちゃんにフードを与える場合は、すぐに使い切ってしまうことも多いですが、1匹だけ飼っている場合などは、大袋のキャットフードを買ってしまうと、使い切るのに時間がかかることも多いでしょう。

このような時は、これからご紹介する3つの方法で保存してみてください。

封を開けたらすぐにジップロックやタッパーに入れて保存する

細かく分けたければ1日分から1週間分ずつ分けて保存します。
ジップロックは大変便利なものですが、酸素を通しやすいともいわれているので、できればジッパー付きのアルミパックの方が間違いないでしょう。

この場合、必ず脱酸素剤や食品乾燥剤を入れるようにしてください。

キャットフードをそのまま入れるフードストッカーで保存する

フードストッカーは、多頭飼いの方などにオススメです。
2㎏から、多いものだと5㎏くらいまで入るものが販売されているので、探してみるといいでしょう。

キャットフードの中身を出してしまう方法でも、袋のまま入れる方法でも、必ず脱酸素剤や食品乾燥剤を入れてください。
そして上から新聞紙を丸めたものやビニール袋を入れて、できるだけ容器の中の空気が入る面積を減らして蓋をしましょう。
薬の瓶を開けると、上にビニール袋が入れてあるのも同じ原理です。

真空パックや冷凍保存する方法もある

基本的には上記で紹介した2つの方法で十分保存できるのですが、もっと気を配りたい、完璧に酸化を避けて保存したいと思う飼い主さんもいる事でしょう。

そんな時には真空パックがおすすめです。
これは袋に入れて真空にする方法と、ストッカータイプで真空保存できる方法とあります。

この方法はかなり完璧に酸化を防ぐことができますが、コストがかかるのがデメリットです。
それを理解したうえで利用するのも一つの方法でしょう。

また、小分けにしたキャットフードを冷凍庫に保存する方法もあります。
この場合は、できるだけ翌日分のみ小分けにしたものを、冷凍保存した方がいいです。
そして、解凍するときは、冷蔵庫に移して自然解凍がベストです。

冷凍庫から出してきて、常温で解凍したり、電子レンジを使ったりするのは味が落ちるので避けましょう。
当然初めのころのニオイがなくなるので、ニオイで美味しさを見分ける猫ちゃんの食いつきが悪くなります。

酸化を防ぐための保存方法は飼い主さん次第で選択しよう

酸化したキャットフードが猫ちゃんの体のために良くないからといって、こだわりすぎてもフードの味を落とし、かえって猫ちゃんが食べてくれなくなるので注意が必要です。

基本的には、高温多湿ではない涼しい場所で、直射日光が当たらないように保存すれば、1ヶ月は持つといわれています。
このことからも、あまり神経質にならずに1ヶ月で使い切ることを心掛けてみてください。

この記事を読んだ人におすすめのコラム

トップに戻る