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キャットフードは猫の年齢によって変えよう

キャットフードは猫の年齢によって変更しなければなりません。
年齢によって必要な栄養素やエネルギーが違いますので、年齢に合ったフードが必要です。

1歳未満の成長期の子猫の一日の必要摂取カロリーは100~200kcal/kgで、消化器官も未発達の状態ですから、少しの量でたくさんのエネルギーが得られるように、高栄養高カロリーの子猫用のフードが必要です。
とくに、2~4か月では活動量も増え、必要な摂取カロリーは成猫の3倍といわれますので、4~5回に分けて与えます。
4か月以降は徐々に成長も落ち着いてきますので、状況を見ながら給与することが必要です。

1歳くらいになると、成長も落ち着き、成猫となります。
成猫の一日の必要摂取カロリーは70~80kcal/kgです。
成猫用の総合栄養食のドライフードが、経済的にも管理面からも扱いやすいものです。
しかし、水分補給や高齢になった時のために、ウェットフードを利用することも必要です。
成猫になると、尿路結石や腎臓疾患のリスクも出てきますので、マグネシウムやカルシウムなどのバランスに配慮されたフードが必要となります。
子猫用から成猫用のフードへの切り替えのタイミングが遅れると、肥満になりやすいので注意が必要です。

7歳くらいから高齢期に入ってきますが、徐々に体の機能が衰え、活動量も減少します。
ただし、キャットフードが進歩したせいなのでしょうか、この時期になると個体差が大きく現れ、15歳くらいでも元気な猫も多くなっていますので、とくに状況に合わせたフード選びが必要です。
高齢期の猫の一日の必要摂取カロリーは40~50kcal/kgですが、高齢猫用のキャットフードへの切り替えも注意しましょう。
泌尿器や腎臓病などにも配慮されており、栄養バランスもとれて消化にもいい高齢猫用のフードでも、元気なのに切り替えてしまっては、栄養不足、カロリー不足になる可能性もあります。
最近では7歳以上の猫用のフードが2歳ほどの刻みで販売されています。
少しづつ成分を調整し、20歳くらいまであります。
このようなキャットフードを利用すると管理もしやすいでしょう。
年齢に応じたキャットフードを利用することで、愛猫ができるだけ長く健康な生活を送れるようにサポートしましょう。

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