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キャットフードになぜ穀物が含まれているのか

キャットフードに穀物が含まれるのは、食物繊維を豊富に含む食材だからです。
食物繊維は、余分な脂肪や身体に溜まった老廃物、毛などをスムーズに排出してくれます。
また、腸内を刺激することにより、便通のリズムを作り、腸内環境を整えてくれます。
キャットフードに含まれる穀物には、米、小麦、大麦、玄米、とうもろこしなどがあります。
活動に必要なエネルギー源ともなりますが、それぞれにタンパク質やビタミン、ミネラルなどを含み、栄養分を補っています。

元来猫は肉食動物ですから、自然の中で捕らえたネズミなどの小動物を頭から尻尾まで全部食べてしまいます。
その胃の中に残っている穀物も一緒に吸収するのですから、多少の穀物を摂取するのは、むしろ自然に近いものです。
穀物はアレルギーを引き起こす悪いものだという見方もありますが、実は、そうではありません。
穀物の中でも、とくに小麦はアレルギーを引き起こしやすいとされていますが、それは、小麦に含まれている微量のタンパク質に反応するもので、わずかな可能性があるというだけです。
牛肉や豚肉、鶏肉などのタンパク質の方がアレルギーを引き起こしやすいのです。
また、穀物はキャットフードの形を作るのに重要な働きをしています。
穀物のでんぷんがありからこそ、キャットフードの一つ一つの粒の形をスムーズに仕上げることができます。

穀物を摂りすぎると、消化できずに下痢や嘔吐、肥満にもなるということもありません。
キャットフードに含まれる穀物はバランスよく配合されており、小麦は最新の技術で他のタンパク質よりも高い消化性を実現しており、エネルギーとして使われやすくなっています。
米は代謝率が高く、体内に残る時間が短いために、脂肪に変わる可能性が低いものです。
大麦は血糖値を安定させインスリンの分泌を抑制するためにダイエットに優れています。
玄米は毒素を排出力が強く、尿路結石や腎臓結石、ガン予防など多くの利点があります。
猫は穀物に対応する消化酵素がほとんどありませんから、多く摂ることはできませんが、ごくわずかな量でも、これだけ多くの効能を持った穀物ですから、腎臓病や消化器、肥満の改善など多くの療法食やプレミアムフードなどに使われているのです。