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食の細い猫にはどんなキャットフードがいいのか

食の細い猫の場合、まず動物病院を受診して、それが病的なものかどうかを確認する必要があります。
あまり食べないと免疫力の低下から口内炎や歯肉炎などを起こし、痛みがあるために食べられないこともあります。
病的なものではないことが確認できたところで、食べさせる工夫をします。

食が細いということは栄養不足になる可能性もありますので、少量でも栄養が摂れるように高栄養食を利用します。
高栄養食は、病気や手術などで体力の落ちた猫の栄養補給のために高タンパク高カロリーになっています。
また、体力の落ちた状態では食欲も低下していることが多いため、嗜好性が高くなっています。
健康維持のために、ビタミンCやビタミンE、タウリン、ルテインなどの抗活性酸化成分や、免疫力強化のためのアルギニンやオメガ3脂肪酸などを豊富に含んでおり、身体の活性化に有効です。
食事の回数は、当初は子猫でも成猫でも、通常よりも1~2回多く与えます。
少しでも多く食べさせ、体力をつけることが重要です。
しかし、食事の時間帯や1回の食事の時間を決めて、その時間を過ぎたらトレイを下げます。
いつでも食べられる状態にしておくときちんと食べません。
食事の時間にメリハリをつけることは空腹の時間を作り、食事への欲求を高めることになります。
こちらにもキャットフードの上手な与え方についてわかりやすく解説されています。
ぜひ、併せてご覧ください。

また、いつでもダラダラと食べるような状態は、消化器官に負担をかけていますので、健康上も好ましくありません。
胃腸に休息を与えることが健康な食欲にもつながります。
食事の量が増えてきたら、通常の回数に戻します。
嗜好性の高い高栄養食でも食べようとしない場合は、食が細いために、胃腸の働きが落ちていることもあります。
この場合は、高栄養食を針のない注射器などを使用して強制給餌します。
少しは嫌がりますが、難しくはありません。
飲み込むタイミングをうまくとらえれば、20㏄程度であれば30秒ほどでしょう。
これを繰り返すことで、胃腸などの消化器官の動きも活発になり、自発的に食べるようになります。

動物病院受診時に医師のアドバイスを受けておくと、猫が高齢になってからも役立ちます。